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ネットショップ支援室、ブライセンのWMSと連携

2020/09/07

(株)ネットショップ支援室は9月4日、同社の複数ECモールを一元管理できるEC管理システム「アシスト店長」およびリピート通販・D2C特化型カートシステム「楽楽リピート」が、(株)ブライセンの提供するクラウド型倉庫管理システム「COOOLa(クーラ)」と連携を開始したと発表した。

新型コロナウイルスの流行を機に厚生労働省の「新しい生活様式」で推奨されているように消費者のECの利用係数は高まっており、並行して事業者のECへの参入がこれまで以上に加速することが予想されている。そこで長くEC事業に携わってきた企業やEC事業へ新規参入する企業に商品の受注から出荷・返品までのフルフィルメント領域を一元的に管理することで業務効率化をもたらし、サービスの質を担保しながら省コストで事業展開が可能になる仕組みを提供するため。

●厚生労働省のウェブサイト「新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

今回の連携機能により、「アシスト店長」の受注データの「COOOLa(クーラ)」への連携、「COOOLa(クーラ)」の出荷実績データの「アシスト店長」への連携をCSVファイルを介さずシステム間連携によって実現することが可能で、「アシスト店長」、「COOOLa(クーラ)」の各ユーザーのデータインポート・エクスポート業務を削減できるようになり、人的ミスを減らす。

●「COOOLa(クーラ)」の特徴
COOOLaは以下の領域の事業者様へソリューションを提供できる。
(1)3PL倉庫業者
・一体型帳票
・同梱物の管理
・人員配置の最適化
・複数荷主・複数拠点
など、サービスの質を高めながら作業ミスを低減でき、複数の荷主を横断して業務を管理することができる。

(2)倉庫業務を委託している荷主
定期購入の回数や会員ランク等によって同梱物を細かく指示できる。
・同梱物の管理
・一体型帳票
・多言語対応
・ECシステムとの連携
など、顧客へのサービス拡充やリピート促進のための様々な施策を強化できる機能を持っている。

(3)自社物流を運営する企業
独自の仕様に応える柔軟なカスタマイズが魅力。

ブライセンはWMSベンダーとしては国内最大規模の総勢810名の独立系システム開発会社で、汎用的なWMSでは対応しきれなかったり、自社に特化したオリジナルの機能を設けて極限まで効率化を高めたいなど、様々な企業のビジネス課題を解決するための提案から設計、開発、運用までをトータルに対応している。

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