2014/03/28

日本通運(株)は3月28日、出荷場所を選ばずに簡単に送り状が発行できる「モバイルS－Printer」（モバイルスプリンター）を発売した。

近年、顧客の出荷形態が、検品作業やピッキング作業などの付加価値をつけた形態になり多様化している。その中でも送り状を発行する場合、出荷場所にパソコンやプリンターなどを設置する場所の問題や、出荷貨物と送り状の付け合せ作業が煩雑であるなど、出荷形態に柔軟に対応できる送り状発行システムの要望が増えている。

今般、開発した「モバイルS－Printer」は、担当者が自由に持ち運び出来るモバイル型のため、プリンターを設置する必要がなく、設置場所を選ばすに簡単に導入できる。また、ハンディ端末で出荷貨物から情報を読み取り、作業現場でモバイルプリンターから送り状を発行できるため、事前に用意した送り状の付け合せ作業がなく、作業時間の短縮や作業の省スペース化など作業効率の向上を実現したという。