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ティアンドデイ、おんどとり上位モデルの販売を開始

2020/08/12

(株)ティアンドデイは主力のワイヤレスデータロガー・おんどとり「RTR-500シリーズ」の上位モデル「RTR500Bシリーズ」の販売を開始した。出荷は9月2日以降。

新シリーズは温度、湿度をはじめとする多様な項目(熱電対、Pt100/Pt1000、電圧、4-20mA、パルス数)を測定・記録する子機と、子機が収集したデータを無線通信で自動収集する親機で構成されている。

また、RTR-500シリーズと同様にBluetooth通信機能を搭載し、よりセキュアな通信方式であるHTTPSにも対応。各種設定はスマートフォンアプリやクラウドから設定可能となっている。

●「RTR500Bシリーズ」の主な特長
・親機-子機間の無線通信距離は見通しの良い直線で約150m。
・様々な環境での無線ネットワークの構築を実現可能。
・無料のクラウドサービス「おんどとりWeb Storage」にデータを自動送信することで、いつでも、どこからでもデータ確認が可能。
・Bluetooth通信機能を搭載しており、スマート端末からの子機登録や各種設定が可能。
・サーバとの通信方式をHTTPSに刷新、より安全なデータ通信が可能。

●親機・製品ラインナップ
ネットワークベースステーション「RTR500BW」(標準価格3万9,000円/税抜)
・ネットワーク(無線LAN/有線LAN)経由でデータを自動収集。
・「おんどとりWeb Storage」にセキュアなHTTPS通信でデータを自動送信。
ワイヤレスベースステーション「RTR500BC」(標準価格2万7,000円/税抜)
・親機、中継機のどちらにも利用可能でパソコンとUSB接続。
・常駐ソフトウェアでデータを自動的に無線収集、現在値モニタリング。
モバイルベースステーション「RTR500BM」(2020年秋以降の発売予定)
・4Gデータ通信対応のデータ収集機。

●子機・製品ラインナップ(RTR-500シリーズと互換性あり)
RTR501B(標準価格1万4,800円/税抜 ※電池Lタイプあり)
・温度1ch(内蔵センサ)、-40~80℃、高防水性能。
RTR502B(標準価格1万6,800円/税抜 ※電池Lタイプあり)
・温度1ch(外付センサ)、-46~155℃、早い応答性、オプションセンサ接続可能。
RTR503B(標準価格2万4,800円/税抜 ※電池Lタイプあり)
・温湿度各1ch(外付センサ)、0~55℃/10~95%RH、温度と湿度を同時測定・記録。
RTR507B(標準価格3万2,000円/税抜 ※電池Lタイプあり)
・温湿度各1ch(外付センサ)、-25~70℃/0~99%RH)、高精度・広範囲の測定に最適。
RTR505B(標準価格1万6,000円/税抜 ※電池Lタイプあり)
・熱電対、Pt100/1000、電圧、4-20mA、パルス数のいずれか1chに対応。
・オプションの入力モジュールにより多様な項目を測定可能。

●使用事例
・冷凍庫・冷蔵庫の温度管理
・輸送トラックのコンテナ内温湿度の記録、モニタリング
・コンクリート養生温度管理
・ビニールハウスの温湿度管理
・ボイラ配管の温度記録
・サーバルームの温湿度記録、監視
・工場、倉庫、ビル設備等の温湿度、計装信号の記録
・空調設備の省エネ対策
・その他

●「RTR500Bシリーズ」

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