[最新ニュース] IT・マテハン

「PickGo」の登録ドライバー2万人、車両1万台突破

2020/08/04

CBcloud(株)は8月3日、2020年7月末時点でドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」の軽貨物ドライバー登録者数が2万人、一般貨物自動車運送事業者の車両数が1万台を突破したことを明らかにした。

「PickGo」は2016年6月にサービスを開始。2020年2月には、一般貨物までマッチングの領域を拡大した「PickGo 一般貨物 運送事業者版」の提供を開始した。

運送会社の限られたリソースを最大限活用することで、ドライバー不足の課題解決を目指し、より多様な荷主ニーズに対応してきた。立ち上げから現在に至るまで、一貫して取り組んできたのは、運び手の目線に立ったサービスづくり。フリーランスドライバーが時間や条件を見て仕事を選べるシステムや、努力を可視化する評価制度、荷主が依頼するドライバーを選ぶエントリー制を採用し、早い者勝ちではなく努力するドライバーが正当に評価や報酬が得られ、仕事を獲得しやすい仕組みを構築した。また、稼働当日に報酬を入金し個人事業主であるドライバーのキャッシュフローを改善するファイナンスシステムも実装している。

今年4月には、コロナ禍において企業間配送が減少したドライバーの救援策として、「PickGo買い物代行」を開始。仕事の供給量の増加や、荷物を運ぶだけにとどまらないドライバーの新たな価値創出を図ってきた。また、一般貨物自動車運送事業者への依頼においては、運送会社側のタイミングで仕事を選択し受注できるシステムにより、空車回送率の低下や車両稼働率の向上等、効率的な配送が可能。さらに、受注した運送会社には他社への再委託を禁止し、多重下請け構造を防ぐことで実運送会社の収益の最大化を実現している。

同社がビジョンとして掲げる「『届けてくれる』にもっと価値を。」の実現をさらに加速させるため、ドライバーに対する新たな取り組みを8月より順次展開していく方針。第1弾には、「PickGo」におけるドライバー評価制度のリニューアルを予定。日々丁寧な運行を繰り返し、経験を積み上げ、配送のプロとしての実績を備えたドライバーの努力をこれまで以上に可視化させ、次の仕事やスキルアップする機会に繋げていくことで、ドライバーの地位向上を図る。

|↑一覧に戻る|