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東海電子、バスやトラック事業者向けのクラウド型遠隔地動画点呼サービス

2014/03/19

飲酒運転ゼロにむけ先進的な取り組みをする東海電子(株)(本社:静岡県富士市)は、「クラウド型 遠隔地向け 動画点呼サービス 『テレ点呼』」の販売を開始すると発表した。

2011年5月に施行されたアルコール検知器の義務化をきっかけに、遠隔地での始業・終業及び中間点呼においてのアルコールチェックがより厳格になってきている。特に、2012年4月に発生した関越自動車道での事故以来、アルコールチェックを含む遠隔地での点呼については、「動画を使って、顔の表情が見える」「動画を使って、過労・健康確認が見える」点呼を行うことが、通常の電話点呼と比べて、過労・飲酒運転防止に効果的であると考えられているようだ。実際、国土交通省では、事業者に対して、平成25年度の予算で『ITを活用した遠隔地における点呼機器』に対して購入補助を実施した。

同社では、高速・貸切バス事業者、中・長距離運行の多いトラック事業者が、遠隔地にいるドライバーに対して動画を活用して、点呼・アルコールチェックを行い、保存された点呼の日時・場所・測定結果・動画等の各データについて、当該営業所の運行管理者のみならず、安全統括部門や本社側においても、クラウド型データサーバーを通して情報を共有するニーズがあることを踏まえて、同製品を企画したという。 

<価格>
(1) 動画点呼アプリケーション 初期費用(税抜)150,000円(パソコン1台につき)
(2) クラウドサーバー使用料 初期費用(税抜)72,000円、維持費(税抜)72,000円/年間(パソコン端末5台+Android端末100台まで)
(3) アルコール検知器 初期費用(税抜)89,000円、維持費(税抜)10,000円/年(測定器1台あたり)
(4) 動画点呼Androidアプリ 初期費用(税抜)0円、維持費(税抜)0円(Google playより)
(5) 設定作業費(パソコン側) 初期費用(税抜)18,000円(パソコン1台につき)
(6) 設定作業費(Android 端末側) 初期費用(税抜)1,800円(端末1台あたり)

受注開始日:2014年3月24日
出荷開始日:2014年4月1日

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