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GROUND、「PEERアセスメントプログラム」開始

2020/06/30

GROUND(株)は7月1日より、国内で初めてEC・物流現場で実稼働した自律型協働ロボット「PEER(ピア)」を期間限定で試験導入できる有料サービス「PEERアセスメントプログラム」の提供を開始する。
 
●「PEERアセスメントプログラム」概要 
本プログラムの用途・目的:顧客が本格導入の意思決定を行う前に、固有の環境でGROUNDが提供する自律型協働ロボット「PEER」を試験的に利用し、得られる効果やオペレーションを体験・評価できる。
試用期間:2週間~4週間
試用可能台数:6台~12台
実施場所と環境:顧客が有する施設・現場(ネットワークが使用できる環境)、またはGROUNDのR&Dセンター「playGROUND(プレイグラウンド)」
本プログラムの流れ:下図2番目のフロー参照

●「PEER」の特長と導入メリット 
(1)先端のSLAM技術(※1)がカメラおよびLiDAR(※2)からの情報を融合させることにより、リアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能。さらに、経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定する。

(2)物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、スピーディーな導入が可能。 

(3)直観的で簡単なタブレット操作により、 作業者への教育を削減することができる。

(4)ニーズや波動に合わせて、フレキシブルにPEERの台数を増減できる。

(5)ゾーンピッキング(下図3番目)の推奨により、ソーシャルディスタンスの確保に寄与する。

※1:Simultaneous Localization and Mapping:センサによって周囲環境を把握し、マップをつくりつつ、取得したデータをもとにロボットの自身の位置も推定する技術。 
※2:光センサ技術

●自律型協働ロボット「PEER」(上)、「PEERアセスメントプログラム」の流れ(中)、GROUNDが推奨する「PEER」を活用したゾーンピッキング(下)

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