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JR西日本、人機一体へ出資しロボット技術活用へ

2020/06/11

(株)JR西日本イノベーションズは6月10日、(株)人機一体に下記のとおり出資したと発表した。

JR西日本グループは「中期経営計画2022」で「メンテナンスのシステムチェンジ」を進め、安全な鉄道・交通サービスの持続的な提供に向け、新しいメンテナンス手法への転換に挑戦している。

一方、人機一体は先端ロボット工学の社会実装による、社会課題としての「重労働」の解消を目指すロボットベンチャー。ロボットをフィジカルな道具として人が直感的・直観的に操る技術を「知識製造業」としてパッケージ化して提供することで、物理的な力を人が自在に操り、もはやフィジカルな重労働を強いられることのない世界をビジネスとして構築すべく、技術開発・事業開発を進めている。

両社は今回の提携により、鉄道構造物の点検・保守作業に関して、自動化・無人化だけではなく「機械化・人間能力拡張」という軸での高度化を推進。作業効率と安全性を共に高めるのはもちろん、メンテナンス手法の革新、さらには人の労働価値向上についても可能性が高まると考えている。

●出資先企業概要
会社名:(株)人機一体
所在地:滋賀県草津市
代表者:代表取締役 金岡克弥
設立:2007年10月
事業内容:ロボット、産業機械の発明研究およびその利用

●出資概要
出資目的:JR西日本グループ内でのロボット技術活用による鉄道メンテナンス作業の高効率化
出資方法:第三者割当増資

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