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GROUNDの「DyAS」、三菱倉庫の既存倉庫で導入

2020/05/01

GROUND(株)は4月30日、 三菱倉庫(株)とGROUNDが自社開発を進めるAI物流ソフトウェア「DyAS(ディアス)」を活用した共同実証実験を実施したと発表した。

同社は2021年3月までに三菱倉庫が持つ既存物流倉庫へ同システムを提供予定であることも明らかにしている。

●共同実証実験の概要
今回の共同実証実験は三菱倉庫が有する物流センターで2019年11月~2020年2月の4か月間実施。三菱倉庫が有する倉庫・物流センターにおけるノウハウとGROUNDの「DyAS」を組み合わせることにより、出荷実績をAI分析し、倉庫管理責任者に代わって最適な在庫配置をシミレーションするほか、効率的なピッキングオーダの組み合わせと作業動線削減による倉庫内作業の生産性向上を図った。

今後は2020年5月を目途に作業効率の高い在庫配置と生産性の高い作業指示等についてさらに実証実験を行い、その結果を評価・検証した上で2021年3月までに三菱倉庫の既存倉庫で「DyAS」の本格導入を目指す。

また、将来的には三菱倉庫が重点分野とする「医療・ヘルスケア」「食品・飲料」「機械・電機」等を取り扱う複数物流拠点へ「DyAS」を順次展開する予定。

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