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ライナロジクス/Hacobu、API連携で業務提携

2020/04/16

(株)ライナロジクスと(株)Hacobuが業務提携を開始したと発表した。今回の提携により、ライナロジクスが提供する完全AI自動配車システム「LYNA CLOUD(ライナクラウド)」とHacobuが提供する物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」上の各種サービスのAPI連携を進め、物流業界における労働環境の改善と生産性向上に寄与していく。

●業務提携の概要
業務提携第1弾として、ライナロジクスの「LYNA CLOUD」とHacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth」のAPI連携を行う。

「LYNA CLOUD」は配送オーダーを入力するだけで、必要な車両台数を素早く見積もりAIが1台1台の配送ルートを自動で作成するクラウド型のシステムで、配車業務の効率化、輸送時間の最適化に貢献する。 

「MOVO Berth」はトラックバースの予約や物流施設における入退場受付をオンライン上で管理する仕組みで、ドライバーの長時間待機の問題、物流拠点の庫内作業の非効率性の課題解決に寄与する。 

両サービスのAPI連携により、配送計画作成時に物流施設のバース空き状況の照会、バースの予約確定後に自動で配送計画への反映が可能になるなど、バース状況を加味した配送計画の作成をワンストップで実現できるようになる。これにより配送業務、庫内作業の効率が飛躍的に高まる。API連携の実装は2020年内を予定している。

●今後の展望
今後は「LYNA CLOUD」の連携プロジェクトとしてHacobuの各種サービスとの連携を強化し、計画と運行を統合させ、実際の運行状況をフィードバックすることにより、さらなる精度向上や、リアルタイムの状況に適応した柔軟な計画修正を実現していくことを目指す。両社は今後もそれぞれのサービスの強みを活かし、物流業界全体の最適化のために相互に連携、協力していく。

●完全AI自動配車システム「LYNACLOUD」
 
●トラック予約受付サービス「MOVO Berth」について 

●ライナロジクス/HacobuのAPI連携イメージ

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