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日通、静岡の物流センターにレーザ方式AGF初導入

2020/02/28

日本通運(株)は年2月27日、1月31日に静岡県吉田町の物流センターでレーザー誘導方式の自動フォークリフト(AGF)を導入したことを明らかにした。

2019年7月に同社札幌支店(札幌市白石区)の倉庫に磁気誘導方式のAGFを導入したが、レーザ誘導方式によるAGFの導入は同社初となる。

●導入内容
・AGF(レーザー誘導式):2台
・専用保管ラック
・自動搬送コンベヤ

●実施内容
2台のAGFによる専用保管ラックへの格納作業およびラックからのピッキング作業
倉庫の限定された区画(約700坪)で、日中は自動搬送コンベアから流れてくる製品をAGFが受け取り、専用保管ラックへ自動で移動し格納する入庫作業、夜間は顧客の出庫データがAGFに転送され、格納された製品を自動的にピッキングし、出荷用ロケーションのラックに移動する出庫作業を実施。AGFはバッテリー残量が30%以下になると自動でピットへ移動。充電されたバッテリーと交換することにより、継続して稼働が可能。

●効果
AGFが稼働する限定エリアを含んだ棟では、導入前は5名のフォークリフトオペレーターで対応していたところ、現在は2名で対応が可能となっている。

●導入した2台のAGF

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