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デンソーウェーブ、小型ハンディターミナルにWindows-OS搭載モデルを追加

2014/02/26

(株)デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町)は、小型ハンディターミナル「BHT-1300シリーズ」の新たなラインナップとして、Windows-OS搭載の新モデルを4月24日に発売すると発表した。

本体のメーカ希望小売価格はオープン価格で、国内と海外合わせて年間約5万台を販売する計画。

今回発売するBHT-1300 Windows-OSモデルは、Windows Embedded Compact7を搭載しており、昨年発売したBHT-1300シリーズの高い基本性能はそのままに、Windowsで開発されたソフト資産を持っている顧客でもシームレスに使える。また、Windows-OSの提供するリモートデスクトップ機能や、Windowsベースで構築された業務パッケージソフトとの連携で、顧客の運用の幅をさらに拡げる。

<BHT-1300 Windows-OSモデルの主な特長>
1.Windows-OSが実現する使い勝手
本製品は、タッチパネルを搭載しており、画面への直感的な入力でハンディターミナルの操作性を高め、作業の効率化に貢献する。また、アプリケーション開発のため、汎用の開発環境であるVisual Studio 2008に加え、ハンディターミナルの持つバーコード/QRコードの読み取りなど基本機能の開発を手助けするソフトウェア開発キット(Software Development Kit)を無償で提供しており、顧客の開発期間短縮に貢献することができる。

2.操作性を高めたコンパクトボディ
コンパクトボディを実現するとともに、軍手着用時でもキーが押しやすいよう、キートップの形状をドーム型にするなど、操作性の高さにもこだわった。最も利用頻度の高いスキャンキーを本体中央に搭載したことで、コード読み取り⇒キー入力⇒確定(ENTキー)という一連の実績収集操作をスムーズに行うことができる。

3.作業効率アップに貢献する優れた読み取り性能
最新の読取エンジン搭載により、印字が粗悪なコードやラミネート加工されたコードを高い精度で読み取ることが可能。さらに、2次元コードモデルでは、読取エリア内でのあらゆる方向からのバーコード読み取りのデコード速度を上げ、スキャナをバーコードの向きに合わせること無く、360度どの向きからでもスピーディに読み取ることができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。

4.無線LAN常時接続下でも安心の長時間動作
無線LANを常時接続する運用の増加に伴い、独自のパワーマネージメントシステムを開発した。その為、長時間にわたって使用する場合でも安心して運用できる。

5.非常時にも安心のバックアップ
本体に装着したmicroSDに、設定データやアプリケーション、作業データをバックアップすることができる。本体の交換が必要になった場合でも、microSDを別の端末に差し替えて復旧し、すぐに業務を再開することができる。

6.あらゆる場面での使用を想定
店舗内装に拘ったアパレル店舗などにも自然に溶け込む、高級感あるデザインを採用した。また、物流現場などの苛酷な環境で使用されることを考慮し、2.0mからの落下耐久性を保持している。

7.世界40か国以上で運用可能
同社では、グローバル対応に力を入れており、BHT-1300シリーズにおいても世界40か国以上の認証取得を予定(EU:27カ国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、インド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ロシア、ブラジル)、グローバルに利用できる。また、同社は世界各国に拠点を持ち、機器購入の他、保守・サポートも現地完結の体制で、ハンディターミナル利用者の海外サポートをする。

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