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SBSHD、データ倉庫構築プロジェクトの事例を紹介

2019/10/10

SBSホールディングス(株)は9月13日に開催された「アシスト物流フォーラム」((株)アシスト主催)で、グループ各社のデータを横断的に連携し、データ倉庫(データウェアハウス、DWH)を構築するプロジェクト事例を紹介したと発表した。

同社が紹介した事例は、同社情報システム部が主幹となって実施した、グループ横断IT改革プロジェクトを指す。M&Aで急成長したSBSグループは各グループ会社の既存システムからのデータ収集の非効率性、システム間インターフェイスのばらつき、開発コストの高止まりといった課題を慢性的に抱えていることから、これらを解決し、グループ経営に活きた情報を迅速に提供することを目的としている。

同プロジェクトはアシスト社支援のもと「DataSpider」を活用し、グループ個社に偏在する様々なデータを抽出、項目間の“ゆらぎ”を補正した上で、DWH(データウェアハウス)に格納するもの。

2017年7月から2021年7月までに3つのステージに分けて実施する計画で、今年4月に最初のフェーズが完了した。

最初のステージでは、SBSグループに就業する従業員の人事、給与、勤怠および経費に関わる情報をDWHに格納し、BIツール(MotionBoard)で検索できるようにした。これにより、従業員の個人属性や所属、賃金、勤怠等の歴情報が一元的に管理され、定量的な人事管理や業務支援に活用できるほか、グループ全体にわたる人事諸施策を支援することが可能になった。

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