2019/08/20

東芝デジタルソリューションズ(株)（TDS）は8月20日、物流IoTソリューション「LADOCsuite」の倉庫管理ソリューション「LADOCsuite/WMS」の新バージョンの販売を、同日から開始したと発表した。

今回の新バージョンは、空間情報（地図情報/道路ネットワーク情報）を活用し、物流分野での地図ソリューションを開発・提供する(株)パスコのクラウド型動態管理システム「PLS（PASCO LocationService）」の車両位置情報と連携し、庫内業務から輸送業務までをシームレスにつなぐことで、物流現場の管理負荷軽減を図ることができるというもの。

配車計画に基づく車両積込情報（配送予定）のデータを、パスコの「PLS」の配送データと連携することで、これまで別々に管理されていた倉庫内の出荷作業ステータスと出荷後の配送ステータスを、連続して把握できるようになった。これにより、顧客からの出荷状況の問い合わせに対して迅速な回答が可能となり、顧客満足度の向上につながるほか、配送予定データの入力等の作業負担の軽減や、採取したトレース情報を基礎情報として活用し物流品質改善へつなげることができる。

また、日本マイクロソフト(株)のクラウドプラットフォームMicrosoft Azureを活用している。