2014/01/23

自動認識業界の先進的なリーディングカンパニーであるサイファーラボ社は1月22日に、TKPガーデンシティ品川で、新製品発表会を開催した。

今回発表されたのは、運輸、物流、倉庫などのハードな作業現場のニーズに応える、多才な機能と堅牢性を併せ持つハンディーターミナル9200シリーズと、機能性、堅牢性、可搬性を本体に凝縮し使い勝手の最良な新世代のハンディーターミナル8600シリーズの2機種。

9200シリーズは、防塵防滴性能IP65、1.5m耐落下性能を持ち、しかも軽量デザインにより作業者の片手操作に適したものとなっている。また、オプションの3.5G HSDPAとGPS/AGPSによりデータと位置情報の伝送を可能とし、802.11 a/b/g/n、Bluetooth V2.1 EDRによるリアルタイムなデーター転送で、バックエンドシステムを常に最新のデータで更新することが出来るようになる。3,300ｍAhの大容量バッテリーにより、長時間の稼働シフトにも電池寿命を気にする必要も無くなる。さらに1D CCD、レーザー、2Dイメージャー、RFIDと言った多様なデータ収集機能により、非常に広い活用場面で活躍することが期待される。

一方、8600シリーズは、同社独自OS（COS）採用により、システムプログラムや自動認識のアプリケーションの動作速度を迅速にする。一次元・二次元バーコードリーダーのほか、オプションでISO14443A、B、15693のRFIDリーダー、GPSも対応する。また、WLAN（IEEE802.11 b/g/n）、Bluetooth V4.0と通信機能も完備した、多彩なハンディーターミナルとして、幅広い業務範囲での使用が期待されている。

あわせて、ウェルコムデザイン(株)と(株)ソルベックスのアプリケーションの紹介も行われた。