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データ・テック、JVCケンウッドとの連携商品発売   

2018/12/13

(株)データ・テックと(株)JVCケンウッドは12月13日、日常の運転の癖を診断し、交通事故削減効果や燃費向上に定評のあるデータ・テックの新製品「SR PocketⅡ(セイフティレコーダポケット・ツー)」とドライブレコーダ販売数量2年連続第1位(2016-2017年度)のJVCケンウッド(Gfk Japan調べ)が開発した高画質ドライブレコーダ「STZ-DR01」との連携商品を、2019年2月に発売すると発表した。

JVCケンウッド社の映像技術とデータ・テックの安全運転診断のノウハウを融合し、両社の強みを活かした連携システムを提供。これにより従来のセイフティレコーダの安全運転診断に加え、高画質映像での安全運転指導が行えるようになる。カメラは車外前方カメラと車内向け赤外線カメラの2チャンネル標準装備。昼夜問わず車内外の情報を詳細に記録することができる。

さらにデータ・テックはJVCケンウッド社と商品取引契約を締結し、同社が展開する各種ドライブレコーダの取り扱いを開始する予定。

●システムの概要
データ・テックの「SR PocketⅡ」で走行データの取得、JVCケンウッド社の「STZ-DR01」では通信機能と映像記録の担う(車両機器構成)。

「SR PocketⅡ」で取得した走行データを「STZ-DR01」に送り、データ・テックのクラウドサービス「SR-WEB解析システム」へ走行データをアップする。また、事故相当レベルの衝撃があった際にはドライブレコーダで取れた画像データをSR-WEB解析システムに送信する(システム全体イメージ)。 
 
●クラウドサービス「SR-WEB解析システム」の特長
(1)日常の運転操作を数値データ化する弊社独自の運転診断機能
ドライバーの運転のクセを見つけ、そのクセを自覚し注意してもらうことで、事故が起きにくい安全運転になる。

(2)荒い運転をイエローカード、レッドカードで判定する指導書機能
ドライブレコーダの映像を全てチェックするのは大変。事故誘発性のある運転操作を判定し、イエローカード(注意挙動)、レッドカード(危険挙動)で知らせる。

(3)バック事故や構内事故対策にバック診断機能
バック時の操作を速度、距離、安全確認時間をもとに「良いバック」、「悪いバック」を診断。

(4)動態管理機能

(5)走行データのCSV出力 ※一部オプション

(6)運輸日報 自動印刷機能 ※オプション 

●車両機器構成(上)、システム全体イメージ(中)、SR-WEB解析システム画面イメージ(下)

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