[最新ニュース] IT・マテハン

JDA、「デジタル中枢」機能でビジネス機会最大化

2018/12/11

JDA Software, Inc.は12月11日、主力の最先端テクノロジー「JDA Luminate Control Tower」の一般提供を開始したと発表した。

JDA Luminate Control Towerはエンドツーエンドの危機管理センターとしての役割を果たすSaaSソリューション。企業はサプライチェーン全体および拡張されたサードパーティー・デジタルエコシステムからのリアルタイム情報を可視化、解釈し、その情報に基づいて行動することができるようになる。

これにより、複数企業にまたがるサプライチェーン全体にわたって想定外のイベントを感知し、実際に発生した問題や潜在的な問題、需要の変化によって生じうる影響を特定し、機械学習ベースのガイダンスによって推奨される是正措置を処方・提示することが可能になる。
 
Microsoft AzureベースのJDA Luminate Control Towerはグローバル化したサプライチェーンに対して危機管理センターとしての機能を強化する3つの独自の機能を備えている。
(1)デジタルパートナーエコシステム全体のリアルタイムの可視性

(2)協働的なコネクテッドプラットフォーム

(3)処方的なレコメンデーション

これらの機能はよりインテリジェントなシナリオ計画と収益性の高い対応を支援し、サービス改善や売上の増加、サービスコストの削減を実現。様々な意思決定の選択肢に対してWhat-If分析を実施し、短期的な需要と長期的な戦略的目標のバランスが取れた、一連の最適なアクションを推奨、または実行する。

流通業者、サプライヤー、パートナーを含むデジタルエコシステムから取り込まれる、社内外のデジタルシグナル(ソーシャルメディア、ニュース、イベント、天候、IoT等)を活用する、他に例を見ないソリューション。

企業はデジタルエッジからデータフィードを取得し、分析することにより、消費マインドや供給の状態、需要に関する洞察、需要の変動に対する相関関係について理解を深めることができる。計画担当者はこれらの機能により、天候、交通、渋滞等のリアルタイムの最新情報に基づいて、輸配送の到着予定時刻(ETA)を予測し、ETAに基づいて正確な在庫状態を把握することができるようになる。

JDA Luminate Control TowerはJDAの製品ポートフォリオを拡張、強化する「JDA Luminate」ソリューションファミリーの中核となる。これはSaaS、IoT、AI、高度なアナリティクス、複数プラットフォーム統合等、デジタルエッジのテクノロジーを採用したコグニティブ、かつリアルタイムなコネクテッドプラットフォーム上に構築されている。

|↑一覧に戻る|