2018/11/26

(株)ZMPは物流支援ロボット「CarriRo（キャリロ）」AD（自律移動モデル）が、ロジスティックスオペレーションサービス(株)社の物流倉庫内に作業負荷の軽減と働きやすい職場環境を構築するため導入されたと発表した。

今回、ZMPのウェブサイトで導入事例の映像が公開された。

●CarriRo導入事例紹介

ロジスティックスオペレーションサービス(株)事例

URL：https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_logios.html 

ロジスティックスオペレーションサービスは三井倉庫グループ企業として主に顧客の工場や倉庫での構内物流業務を展開。同社が持つ国内最大級の物流センターでは、ピッキング作業エリアが広範囲にわたっているため、作業者の1日の歩行距離が多い人で3万歩に上り、作業者の負担軽減が大きな課題となっていた。ロケーションの変更、棚の配置移動等を行い、改善を図ったものの、限界があり、キャリロの導入を決めた。決め手はキャリロの搬送動線変更の簡略さ。同社ではそれぞれのピッキングエリアの作業者にはピッキン グのみに集中してもらい、ピッキングエリアと検品場所への搬送はカゴテナーを取り付けたキャリロAD（自律移動モデル）を導入。さらにキャリロFD（追従モデル）を追従させ、カゴテナーを取り付けて機能を倍増。その結果、ピッキングエリアと検品場所との往復が無くなり、飛躍的に作業者の歩行距離が短縮されたという。

●製品価格

CarriRo FD（2018年モデル（追従機能））：5年リース　月額2万8,000円（税別）/1台

CarriRo AD（自律移動モデル）：5年リース　月額5万2,000円（税別）/1台

エントリーパッケージ（CarriRo AD1台、CarriRo FD2台）：5年リース　月額10万円（税別）/3台

●主な仕様

本体重量：55kg

牽引力：250N (300kg相当)

※路面状況や台車の状況による。

大きさ：幅61cm×奥行91cm×高さ24cm

※ハンドル部96cm

充電時間：2時間半

最大積載荷重：150kg

稼働時間：8時間

※稼働状況によって異なる可能性あり。

最大速度：時速6km（ドライブ、追従モード）、時速3km（自律移動モード）