[最新ニュース] 経営/政策

日本郵便、郵便局舎等の屋上を利用した太陽光発電事業の開始

2013/06/03

日本郵便(株)(本社:東京都千代田区)は、再生可能エネルギー導入の推進およびCO2の削減による地球環境の保全に取り組むべく、郵便局舎等の屋上に太陽光発電システムを設置し、発電事業者として太陽光発電事業を開始すると発表した。

郵便局舎等の施設屋上部分を有効活用するため、太陽光パネルをはじめとした太陽光発電システムを設置し、発電により得られた電力は、2012(平成24)年7月1日に施行された再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して全量を電力会社に販売する。販売の開始時期については、2013(平成25)年度末を予定しており、全国約286施設で実施予定。

なお、本事業は新規事業案件に該当するため、関係機関に対する必要な届出等を行った後に開始する。

発電容量は、設置容量合計、約11メガワット(1施設当たり約20キロワット~500キロワット)で、一般家庭の年間消費電力量で約3,000世帯分に相当する。また、CO2削減量は、年間約4.4トンで、乗用車走行距離に換算して地球約450周超に相当するという。

※以下を参考にして算出
・JPEA 表示に関する業界自主ルール(2010 年度)に基づく計算式
・家庭用エネルギー統計年報(2001 年度版)

|↑一覧に戻る|