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物流連、モーダルシフト取り組み優良事業者を決定

2016/10/24

(一社)日本物流団体連合会は10月24日、「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」の受賞者を決定した。

今年度のモーダルシフト最優良事業者賞(大賞)は2件の受賞となり、1件はトナミ運輸(株)、第一貨物(株)、久留米運送(株)および3社の合弁会社であるジャパン・トランズ・ライン(株)の4社連名案件「東京~九州間31フィートコンテナ共同運行について」。もう1件は、ニチレイロジグループの(株)ロジスティクス・ネットワークの案件で「幹線輸送における各種モーダルシフトの取り組みについて」。

物流連は平成15年よりモーダルシフトに積極的に取り組む物流事業者を会報等で公表してきたが、一昨年度より優良事業者の表彰を中心とする制度へ移行、表彰制度としては第3回目の受賞となる。同制度の主旨は、物流業界における人手不足が深刻化する中、環境負荷低減のみならず労働生産性向上の観点からも大量輸送機関の重要性が増している状況下、他の模範となる物流事業者を表彰し、その取り組みを広く社会に紹介し、モーダルシフトをさらに促進しようとするもの。

各応募案件は「モーダルシフト優良事業者選定委員会(委員長:竹内健蔵東京女子大学教授)」にて審議の上、11件15社が優良事業者として選定された。 なお表彰式は11月4日(金)、海運クラブにて開催される。

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