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物流連、「第3回物流いいとこみつけ隊全体会合」を開催

2016/10/11

(一社)日本物流団体連合会は10月7日、千代田区霞が関の商工会館において、会員企業若手社員有志からなる「ロジスティクスPRグループ~物流いいとこみつけ隊~」全体会合を開催し15名が出席した。

冒頭では事務局より、平成28年9月5日~9日の5日間にわたり開催された「第3回物流業界インターンシップ」についての報告があった。続いて次年度開催に向け、今回のインターンシップ実施を通じて抽出された課題に対する改善方法や新たなプログラム作り等について活発な意見交換がなされた。次年度は、学んだ知識をアウトプットできるグループワーク、発表に対する各社からのフィードバックの時間を増加し、より学生の希望に考慮したプログラムとしていく方針となった。

インターンシップ終了後の学生アンケート調査結果については、(1)参加学生全員から「物流業界に対する理解が深まった」、「インターンシップに参加して満足した」との回答を得られたこと、(2)3日間の企業訪問期間における、検針・検品やピッキング、仕分け作業等の業務体験、港湾施設・物流センター等の各社物流拠点の見学等の各社プログラムに「物流業の先進性や重要性を認識できた」との声が多く寄せられたこと、(3)「物流業界を志望したいですか」という質問に、参加者の96%が「志望する」と回答したこと、が報告され、本事業を継続して実施していくことの重要性が改めて確認された。物流連では“物流いいとこみつけ隊”の活動を中心に、今後も「手作り感」を重視したプログラム構成でインターンシップを運営していくとしている。

次回の物流いいとこみつけ隊全体会合は11月下旬を予定し、来年1月21日に開催する「第3回物流業界研究セミナー」の運営方法やプログラムに関する意見交換を行う。

●会合全景

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