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三菱重工とニチユのフォークリフト事業統合会社が営業開始

2013/04/01

三菱重工業(株)と日本輸送機(株)は、両社のフォークリフト事業を統合した「ニチユ三菱フォークリフト(株)」(英文名:Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.)が4月1日に発足し営業を開始すると発表した。経営一体化により急速な変化の途上にある世界のフォークリフト市場に即応する俊敏かつ強靭な事業体制を構築、グローバルな事業展開を加速して、激化する国際競争に勝ち抜いていくという。

統合会社は、三菱重工がフォークリフト事業を会社分割し、これをニチユが承継して発足し、商号を変更して営業を開始する。資本金は48億9,000万円で、本社を京都府長岡京市(現ニチユ本社)に置く。発足時の従業員は約5,000人で、取締役社長には、現ニチユ取締役社長の二ノ宮秀明氏が就任する。

事業統合により、これまでの部分的な協業では限定的であった製品ラインアップの充実、販売ルートの共通化・最適化、効率的かつ市場ニーズに即した製品開発、原材料の調達と生産の最適化を推進。ニチユがこれまで培ってきた、フォークリフト等の物流機器に関する技術力、販売力、サービス力に加えて、三菱重工グループの総合力を十分に活用したグローバルな競争力の強化を推進していく。

同社は、三菱重工およびニチユの開発技術の融合や新事業領域への展開を図ることで、今後一層の事業強化と成長分野の開拓を加速。フォークリフト事業で世界第三位グループとなる企業を構築し、グローバルなリーディングカンパニーを目指すとしている。

<新会社の概要>
商号:ニチユ三菱フォークリフト(株) Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.
事業内容:フォークリフト事業、物流システム事業その他事業に係る製品の製造、販売保守サービス
本社所在地:京都府長岡京市東神足2丁目1番1号
代表者:取締役社長 二ノ宮秀明氏
資本金:48億9,000万円
従業員数:約5,000人

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