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岐阜プラスチック工業、コダマ樹脂工業と業務提携

2013/03/29

3月26日、岐阜プラスチック工業(株)は、コダマ樹脂工業(株)との物流・産業用資材を中心とした製品の、共同開発・相互販売における戦略的提携関係を構築することで合意したと発表した。

同社は、射出成型を中心とし、日用雑貨、工業部品、水道管継ぎ手、プラスチックコンテナーやパレットなどの物流産業資材を始め近年はハニカムコア材のTECCELL(テクセル)に力を入れるなど、様々な製品を扱う国内有数のプラスチック製品メーカーであり、一方コダマ樹脂工業はブロー成形を中心とし、液体輸送におけるプラスチック物流容器から環境・産業関連容器のメーカーで特に、大型ブロー成形品、高純度薬品用容器において国内トップシェアーを誇っている。

両社は共に岐阜県に本社を持ち、物流及び産業用資材の製造販売を展開している。この分野にて、相互の戦略的提携関係を構築することにより、販売拠点の拡大とともに、相互の顧客への製品アイテムと量の拡大が可能になる。

また、これまで蓄積された同社の射出成形の技術とコダマ樹脂工業のブロー成形のノウハウを活用し、変化する市場に合った、これまで以上に良質な商品の開発にも期待ができることから、この度の業務提携に至った。

販売提携により、販売拠点が33拠点(同社15拠点、本展開に参画する同社グループの東栄管機15拠点、コダマ樹脂工業3拠点)になるとともに相互の扱いアイテムの拡充が実現する。

両社の既存顧客、また、新規顧客に対し、相互の製品を全ての拠点および同社グループが持つ販売チャネル(通販・ネット等)で販売することにより、量、アイテムの拡大を強力に推し進めるとともに、サービスの向上を図る。

そして緊密な協力のもと、技術を最大限に活かし、製品の開発に取り組んで行く。更に、同社が近年発売したハニカムコア材をベースとしたアルミ、ファイバーの複合材等を用いた素材転換による、新たな需要の創造にも取り組み、多彩な顧客ニーズに応えていくという。

取組開始時期は、平成25年1月よりトライアルとし、3月21日(同社の平成25年度から)より本格展開する。

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