2014/07/31

(株)ココカラファインは、クオール(株)と業務提携することを発表した。

近年の医療制度改革により、国民の健康に対する意識が高まり、わが国は「自分自身の健康は自らが守る」という「セルフメディケーション時代」へと急速に移行することが予想される。また、昨年6月の政府の日本再興戦略において「薬局の健康情報拠点化」が掲げられ、充実した一般用医薬品販売、患者様の利便性向上や在宅ステーションとしての地域医療への貢献など、薬局の高品質化が求められている。

両社は、薬局の機能を高め、充実させることにより、次世代の医療体制の構築及び国民の健康維持に貢献できるものと考える。

このような時代の要請に対し、両社は、各々のノウハウ、インフラ、リソース等の資産を相互に活用することにより、さらなる発展を目指すこととしたという。

＜業務提携の内容と範囲＞

両社で設置する「業務提携委員会」のもと、下記事業の企画立案、検討及び検証を行い、具体的な取組み内容を決定していく。

(1)薬剤師等人材の採用、育成及び交流

(2)医薬品等商品の協調調達

(3)什器・備品・消耗品等の協調調達

(4)新物流体制の構築

(5)販売促進活動の協働

(6)新たなシステムの開発及び既往システムの共有

(7)新たな商品開発及び販売方法の確立

業務提携の進捗を確認し、新たなマーケットを開拓し、両社のさらなる発展を目指すという目的を一層深化するために有益であると合意できた場合は、相互に相手方の株式を保有する資本提携を行うこととする。資本提携の時期、内容及び条件については、今後の両社協議における合意によるものとするとしている。