花き卸売市場を運営する豊明花き㈱は10月8日より、植物コミュニティアプリ「GreenSnap」を運営するGreenSnap㈱と共同開発した、植物や花が店舗に届くタイミングを知らせる「入荷通知」機能の提供を開始した。提供開始時は両社の共同ブランド「三ツ星品質」の商品を対象とし、市場等からの入荷データを活用して、GreenSnapアプリやGreenSnap公式SNSを通じて消費者に入荷のタイミングを通知していく。

同社によると、植物や花は生物であるため、店頭に並んでからの時間や管理状況によって状態が変わるほか、品種や季節によっては入荷量が限られ、店頭に並ぶ期間も短いことから、「欲しいときに、欲しい植物がお店にない」という場面が少なくない一方、植物や花が店頭に入荷するタイミングを消費者が事前に知る手段はこれまで限られていた。そこで両社は、花き市場を運営する豊明花きの流通の知見と、GreenSnapが持つ消費者とのつながりを掛け合わせ、入荷のタイミングを消費者に直接通知する同機能を開発したとしている。

●「入荷通知」機能概要
「入荷通知」は、植物や花が店舗に届くタイミングを、GreenSnapアプリやGreenSnap公式SNSを通じて知らせる機能。消費者が気に入った植物や花を、店舗に届いたタイミングで手に取れることを目指す。

①市場等の入荷データを活用し、店舗に届くタイミングを通知
市場等からの入荷データを活用し、対象商品が小売店に届くタイミングを知らせる。入荷に合わせて店舗を訪れることで、店頭に並んで間もない植物や花を選びやすくなる。

※入荷のタイミングは、天候や生育状況、物流状況等により変更となる場合あり。

②GreenSnapアプリやSNSで手軽に受け取れる
入荷の通知は、GreenSnapアプリやGreenSnap公式SNSを通じて届ける。普段使っているアプリやSNSで情報を受け取れるため、店舗に行ったのに欲しい植物がない、といった機会を減らし、計画的な買い物をサポートする。

③第1弾は共同ブランド「三ツ星品質」から提供
提供開始時は、豊明花きとGreenSnapの共同ブランド「三ツ星品質」の商品を対象に通知を行う。消費者の声を取り入れて開発した商品を、入荷のタイミングとあわせて届けることで、より多くの消費者が手に取れる機会を作っていく。

●「入荷通知」
https://arrival.mitsuboshi-hinshitsu.jp/

「入荷通知」画面イメージ

●GreenSnapの機能導入・連携に関する問い合わせ先(小売店・法人顧客)
https://greensnap.jp/company/contact/

●今後の展望
今後は、「三ツ星品質」ブランドを拡大するほか、小売店との連携を進め、三ツ星品質以外の植物や花にも同機能の対象を広げていく。市場から小売店、消費者までをデータでつなぐことで、消費者が欲しい植物や花に出会いやすく、小売店にとっては来店・購買の機会につながる仕組み作りを目指す。

豊明花きは今後もGreenSnapと共に、植物とデジタル技術を掛け合わせることで、人々の暮らしを豊かにするほか、業界全体の発展に貢献する取り組みを続けていく。

●「三ツ星品質」について
「三ツ星品質」は、豊明花きとGreenSnapが2024年に立ち上げた、消費者の視点を取り入れたオリジナル園芸ブランド。作り手の品質へのこだわりに加えて、商品を世に出す前に一定数の消費者によるテストで意見や評価を収集し、改良を経てお届けするプロセスを採用している。

2024年9月には、モニタ評価の高かったヘリクリサム、オステオスペルマム、あじさい、ペチュニアの計6商品を第1弾として発売した。現在39品目を展開している。

●「三ツ星品質」
https://mitsuboshi-hinshitsu.jp/

●GreenSnap㈱について
GreenSnap社が運営する「GreenSnap」は、ユーザーの70%以上を女性が占める植物に特化したSNSアプリ。植物の名前や育て方を調べたり、植物写真のタイムライン投稿やアルバム記録、ブログ等の機能を備えており、植物好き同士の活発なコミュニティも存在する。

ユーザー数はGreenSnap社運営メディア全体で最大月間1,200万人、アプリダウンロード数350万、1日最大4万枚、累計2,000万枚もの投稿がされている植物メディア。

◎GreenSnap Webサイト
https://greensnap.jp/

◎GreenSnap㈱について
https://greensnap.jp/company/

●豊明花き㈱について
卸売市場の運営から商品企画、資材種苗販売、輸出を手がける花や植物の専門商社。流通規模は、観葉植物・花苗等の鉢もの類における取扱高で日本最大(115億円※)。また、花き流通のECプラットフォーム「イロドリ*ミドリ」(取扱高52.5億円 2025年実績)を運営し、定期ルート配送や宅配梱包、値札付け等の流通加工サービスを提供することで、全国の販売業者をサポートしている。

さらに、花き生産者が全国の卸売市場に商品を提案できる共通プラットフォーム「ミライノミドリ」を提供し、花き流通のイノベーションに取り組んでいる。

そうした花き流通全体のDXを推進する取り組みが評価され、「花とみどりの流通DXを加速させるオープンプラットフォーム」として、第5回日本サービス大賞の農林水産大臣賞を受賞した。

◎豊明花き㈱ Webサイト
https://www.toyoake.or.jp/

※(一社)日本花き卸売市場協会「2025年花き市場流通調査概要」より