物流搬送機器メーカーのオークラ輸送機㈱は8月21日、国立大学法人神戸大学と、包括的な産学連携推進に関する連携協定を締結したと発表した。同協定は、神戸大学が有する先進的な研究シーズと、オークラ輸送機が培ってきた物流・マテハン技術を融合し、物流業界が抱える人手不足や生産性向上等の課題解決に取り組むことを目的としている。

オークラ輸送機本社にて包括連携協定を締結。左からオークラ輸送機の大庫良一社長、神戸大学の藤澤正人学長

人手不足は、社会的インフラとして重要な役割を担う物流業界においても中長期的な大きな課題となっている。この課題を解決していくには自動化の推進が不可欠で、市場を熟知する企業と高度な知見を有する大学との産学連携による新技術の研究・開発への取り組みが待望されている。

●協定内容
目的:オークラ輸送機と神戸大学が研究・技術交流を行い、双方の知識や技術を共有することで、社会実装を推進する。また、人材交流を通じて教育機会の充実を図り、両者の研究・技術の発展および社会課題の解決に貢献することを目的とする。
連携内容:
①物流・搬送分野の共同研究や受託研究
②ロボット技術・AIの活用研究
③技術者交流その他の産学連携の推進に関する事項
④学生インターンシップ

●今後の展開
両者は同協定に基づき、物流・マテハン分野における技術革新や人材育成を推進し、物流業界が抱える人手不足や生産性向上等の課題解決に貢献していく。