NIPPON EXPRESSホールディングス㈱(NXHD)は3月11日、グループ会社の日本通運㈱が、3月9日に経済産業副大臣立ち会いのもと、デンマーク風力発電機メーカー大手のVestas Wind Systems A/S(ベスタス社)と風力発電設備の物流に関する協業覚書を締結したと発表した。両社は今回の覚書を通じて、日本における陸上・洋上風力発電プロジェクトの物流、ならびにO&M(運用・保守)分野に関する事業機会について戦略的なパートナーシップを構築し、共同で推進していくとしている。

国内では再生可能エネルギー導入の拡大が進む一方、風力発電設備はブレードやタワー等の大型・重量物が中心であるため、輸送ルートの設計から、港湾での荷役、一時保管、工事工程に合わせた現場への納入まで、物流全体において極めて高度な専門技術と緻密な工程管理が不可欠となっている。日本通運はこれまでも、世界88か国で累計201GW(ギガワット)の導入実績を有するベスタス社と、国内プロジェクトにおいて、風車部品や治工具の輸出入、港湾荷役、保管など重要な物流業務を担い、建設現場へのタイムリーな物資供給を通じてプロジェクトの円滑な進行を支えてきた。
今回の覚書締結により、建設支援における協力関係を一層強化するほか、建設完了後も同社のO&Mベースと緊密に連携し、保守に必要な資機材の調達・物流を支援することで、発電所の安定稼働と長期的な維持管理に貢献する。

