㈱豊田自動織機は3月10日、経済産業省と日本経営会議が選定する「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)ホワイト500」に認定されたと発表した。
同制度は、健康経営(※1)の普及促進に向けて日本健康会議(※2)が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を認定するもの。なかでも「ホワイト500」の認定は、健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定された企業の調査結果に基づき、上位500社に与えられる。

同社は、「豊田自動織機グループ全体で『健康経営』に基づく、心身の健康を自ら考え実践できる人・職場づくり」を中期的な課題として、従業員の健康づくり活動を推進している。2024年4月には、従業員とその家族の健康が会社を活性化させ、同社の持続的成長につながるとの考えのもと、「豊田自動織機グループ健康宣言」を策定し、全社で健康経営の基盤づくりに注力している。
●健康経営の取り組み内容
・健康チャレンジ8(※3)
日常的な生活習慣を8項目でスコア化し、その適正化を促進するため、「健康チャレンジ8」活動を2021年度より継続して推進している。従業員のヘルスリテラシー(※4)向上と行動変容を促すため、全社一斉ミーティングにおいて健康教育と「私の健康チャレンジ宣言!」を実施した。また、各工場・部門ごとのデータ傾向を開示するほか、実践率の低い項目についての改善アドバイスを実施し、職場での健康づくり活動を推進している。
・節目健康教室
会社、健康保険組合、労働組合の三者協働事業として、全従業員を対象に年代別健康教育「節目健康教室」を開催している。2024年度からは、年代や職種(技能職・事技職)ごとの異なる健康課題に対応したプログラムに変更した。「健康チャレンジ8」の中で最も実践率が低い「運動」に注力し、年代別の体力測定結果をもとに、自身の体力の傾向と対策・推奨する体力増進運動についてアドバイスし、運動実践率の向上を目指している。
・メンタルヘルス支援
メンタルヘルス支援活動においては、健康相談窓口を設置し、従業員が健康に関する悩みを気軽に相談できる体制を整えている。2019年からは、直属上司によるラインケアの強化に注力した結果、職場と健康推進部門との連携が一層強化され、軽症段階での早期発見につながる事例が増加している。今後は、新規発症の未然防止活動に重点を置き、さらなる教育の充実を図る予定。
●豊田自動織機グループ健康宣言
https://www.toyota-shokki.co.jp/sustainability/item/health.pdf
※1:NPO法人健康経営研究会の登録商標
※2:国民の健康寿命延伸と医療費適正化に向けた実効的活動を行うことを目的に、2015年7月に経済団体、医療保険者、自治体、医療関係団体等で組織・発足
※3:8つの生活習慣(①適正体重 ②朝食 ③間食 ④睡眠 ⑤運動 ⑥飲酒 ⑦禁煙 ⑧ストレス)をスコア化し、各項目の適正化を促進
※4:健康に関する情報を入手・理解し、適切に判断して活用する力のこと

