㈱MonotaRO(モノタロウ)は2月4日、中堅・大企業向け購買管理システム事業を「エンタープライズ事業」と再定義し、サービス総称を「エンタープライズモノタロウ」へ刷新すると発表した。
●エンタープライズ事業
https://procurement.monotaro.com/
エンタープライズ事業は、複数の部門や拠点を持ち、購買のガバナンス強化やプロセス改革を必要とする顧客企業を対象としている。顧客の間接資材調達の課題を解決するため、承認フローの整備や支出管理といった組織単位の課題を解決する仕組みを提供している。
昨今、多くの企業においてコスト削減や業務効率化に加えて、データの可視化によるガバナンス強化が重要課題となっている。同社ではこれまで、顧客ニーズに合わせて多様な連携形態を提供してきた。現在、連携企業が5,900社を超え、2025年度の売上高は1,000億円を達成し、同社単体売上高の3割以上を占めるに至り、成長の大きな柱になっている。そうした状況を踏まえて、今回サービス体系を「エンタープライズモノタロウ」として再定義した。これにより検討から導入までのプロセスをより円滑にし、企業全体の購買DXを支援していく。顧客にとっては、サービスの違いが明確になり、自社にあった連携形態を選びやすくなる。今後も個々の顧客が抱える課題の解決に寄り添い、さらなる成長に向けて注力していくとしている。

●エンタープライズモノタロウ
組織全体の購買課題を包括的に解決するサービスの総称。顧客のシステム環境に応じた2つのソリューションを展開する。いずれも約2,885万点の間接資材の購買が可能。
①モノタロウ PunchOut(パンチアウト)
顧客がすでに使用している購買管理システムとモノタロウをつなぐだけで、間接資材購買をシームレスに集約し、管理工数を大幅に削減する。
②モノタロウ ONE SOURCE Lite(ワンソース ライト)
購買管理システムを持たない顧客でも、最短2週間・導入費・運用費0円で手軽に購買の可視化と効率化を実現できる「EC一体型購買管理ソリューション」。多くの拠点を持つ大企業ならではの課題である、拠点や現場ごとに異なる間接資材の購買手段が統一でき、業務プロセスコストの削減が可能となる。
●今後の展望
同社は2,885万点を超える圧倒的な品揃えという「モノ」と、組織にとって最適な形へと導く「仕組み」を提供することで、顧客の組織全体に時間価値を創出することを目指している。そのため、検討から活用、各拠点の隅々まで浸透するための施策の実施まで、課題解決に向けて顧客と伴走していく。
深刻化する人手不足等、産業界が直面する課題は複雑化している。同社のサービスを通じて、「仕事がはかどる」体験を提供し、結果として「使える時間」を創出することで、顧客が本来取り組むべき創造的な業務や、産業全体のイノベーション加速に専念できる環境を支えていくとしている。

