(一社)日本化学工業協会(日化協)は12月19日、「化学人材育成プログラム」の第16回支援専攻選定審査を行い、2026年度から支援対象となる5専攻を決定した。(支援期間:6年)

・九州大学大学院 工学府 応用化学専攻
・京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 物質・材料化学専攻
・東京大学大学院 工学系研究科 化学生命工学専攻
・東京科学大学物質理工学院 応用化学系
・北海道大学大学院 総合化学院 総合化学専攻
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国際競争が激化する中、日本全体として基礎研究力の維持・向上、企業における高度理系人材の必要性、博士学位取得の重要性がさらに増している。日化協は、大学院の化学系博士後期課程において、深い専門性と幅広い基礎的学力に加えて、課題設定・解決ができる研究マネジメント力等も視野に入れた教育を行う大学院専攻とそこに所属する博士課程学生を支援することを目的に、2010年に同プログラムを創設した。

現在、この運営を行っている化学人材育成プログラム協議会(※)には、日化協の会員企業30社が参加し、特に化学系の大学院博士後期課程の中で先進的な取り組みを行う専攻に対して、企業との交流、産業教育や就職活動の支援、奨学金の給付等を行っている。

第16回支援専攻選定審査では、例年通り9月から募集を開始し、1次審査(書類審査)、2次審査(プレゼンテーション審査)を経て、化学産業界が求める高度理系人材育成に尽力していると評価された上記5専攻を支援専攻に選定した。

今後も日化協は、同プログラムを通じて化学業界と大学とのさらなるコミュニケーションの強化に努め、産学連携の一層の深化により化学産業の将来を担う次世代人材の育成を推進していくとしている。

●化学人材育成プログラム協議会の詳細
https://www.nikkakyo.org/Jinzai_ikuseiProg/index.html