(一社)日本産業車両協会(JIVA)は12月22日、2024年1~12月分の無人搬送車システム納入実績について発表した。
2024年の国内向け、輸出向けを合わせた無人搬送車システム納入件数が前年比95.3%の762システムで2年連続の減少となったほか、納入台数は同93.6%の2,906台と減少した。

無人搬送車システム納入件数の車両タイプ別の割合は、「無人搬送車(台車)」が53.0%(41.9%)、「無人けん引車」が38.3%(50.4%)、「無人フォークリフト」が8.7%(7.6%)となり、「台車」の割合が過半を超え、「けん引車」では低下、「フォークリフト」の割合は2年連続で増加した(カッコ内は前年実績、以下同)。
無人搬送車システム納入件数の業種別割合は、「自動車・同付属品製造業」向けが32.5%(31.0%)と最も多かったものの、構成比は前年を下回った。その一方で昨年構成比を上げた「一般機械器具製造業」向けが10.2%(24.6%)と大きく低下した。代わって「精密機械械器具製造業」向けは7.2%(2.6%)、「運輸・倉庫業」向けは7.3%(3.6%)、「食料品製造業」は3.8%(2.8%)が上昇した。非製造業では、「卸・小売業」向けは1.0%(4.6%)と大きく下げた。
無人搬送車システム納入件数の車両誘導方式別割合は、経路誘導式の「磁気式」が67.5%(77.9%)と依然として圧倒的に高いものの3年連続で構成比を下げた。自律移動式では「SLAM式」が10.6%(10.4%)と高い割合を占めている。
無人搬送車システム納入件数の国内向け/海外向けの割合は、国内向けが90.4%(91.1%)とほぼ横ばいで、海外向けは9.6%(8.9%)とやや持ち直した。1システム当たりの台数では、国内向けは3.6台(3.8台)、海外向けは5.4台(4.6台)と、海外向けの方が多かった。
なお、同調査に協力した無人搬送車システムメーカーは26社。

