㈱Hacobuは12月11日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」が2024年度のバース管理システム市場(※1)の導入拠点数シェア57.2%となり、同市場6年連続No.1(※2)を記録したと発表した。

また、2024年度の拠点数ベースの成長率は前年度比250%となり、同市場で最も高い成長率となった。今回の結果は、デロイト トーマツ ミック経済研究所が発表した「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望 2025年度版」に基づく。

物流領域全体で深刻化するドライバー不足に対応するため、2025年4月に改正物流効率化法が施行されましたことにより、全荷主企業に対して、荷待ち・荷役時間の短縮が努力義務として課されている。

さらに2026年4月以降、年間取扱貨物重量が9万トン以上の「特定荷主」には、荷待ち・荷役時間の削減に関する中長期計画の作成と、定期報告の提出が法的義務として課される。

こうした法改正の流れを受け、荷待ち・荷役時間削減の具体的な手段として「MOVO Berth」の導入が加速している。2024年度、バース管理システム市場(※1、2)は拠点数ベースで前年比178%の伸びを記録した。

また、MOVO Berthは全国3万7,000を超える物流拠点で利用されており(※3)、これは国内の主要物流拠点のおよそ30%に相当する(※4)。MOVO上での月間トランザクション(取引)数は300万件を突破し、登録トラックドライバーのID発行数も80万を超えた(※5)。

※1:トラック事業者または運転手が、トラックの特定流通業務施設への到着予定時刻を電子的な方法により事前に予約することができるシステムを「バース管理システム」と定義。
※2:出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2025年度版】 https://mic-r.co.jp/mr/03650/
バース管理システム市場のベンダー別拠点数。本調査に参加した国内主要システム6社の拠点数合計をシェア100%とした場合のシェア。
※3:利用事業所数とは、MOVO 導入拠点に加えて、MOVO を利用する事業所のIDを合計した数字。
※4:Hacobu試算による。全国の物流関連拠点数を約11万6500拠点と推計(物流センター、輸送拠点、工場等を含む)。
※5:累計登録ドライバー数。利用者が「MOVO Berth」を利用する際に登録するドライバー電話番号の累計ID数。