㈱阪急阪神エクスプレスは8月18日、7月23日に東京都より、都内に登記がある企業のCO2排出量削減対応に向けてSAF(※)を活用した航空貨物輸送を促進する貨物代理店の1社に選定されたことを明らかにした。
企業活動の脱炭素化においては、企業自ら温室効果ガスを直接排出する「Scope1」、他社から供給された電気等の使用に伴い間接排出する「Scope2」に加えて、自社製品の貨物輸送のサプライチェーンの中で発生する等、企業の活動に関連して間接排出する「Scope3」のCO2排出量削減も求められている。
貨物輸送の中でもCO2排出量が多いとされる航空輸送の脱炭素化に向けて、東京都は2024年よりSAFを利用して航空貨物輸送を行う都内に登記がある企業に対して、貨物代理店を通じてSAF利用時に発生する追加費用を助成する事業を開始。今回、同社は2025年度の同事業に申請し、選定されたとしている。
これにより、助成対象期間である2025年7月から2026年3月の間に同社を通じてSAFを利用した航空貨物輸送を行う都内企業には、「CO2削減証書」を発行するほか、SAF利用時の追加費用が助成される。
阪急阪神ホールディングスグループの中核コアの1社である同社は、「『安心・快適』、そして『夢・感動』をお届けすることで、お客様の喜びを実現し、社会に貢献する」というグループ経営理念を掲げ、持続的な成長を志向するほか、その基盤となるESG(環境・社会・企業統治)に関しても様々な取り組みを推し進めるグループの中核コア会社として、脱炭素社会や循環型社会に資する環境保全活動に引き続き、取り組んでいくとしている。
※SAF:持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)であり、廃食油、サトウキビ等のバイオマスや都市ごみ、廃プラスチック等を用いて生産される燃料。

