(一社)日本物流団体連合会(物流連)は6月13日、第26回「物流環境大賞」の受賞者を決定したと発表した。
本賞は、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する制度で、今回が26回目の表彰となる。
選考委員会(委員長:流通経済大学名誉教授 野尻俊明氏)による選考の結果、「物流環境大賞」には、①つがる弘前農業協同組合、②日本通運㈱ 仙台支店 ロジスティクス第二部 青森・大館物流事業所 弘前営業課、③日本通運㈱ 事業統括本部 通運部、④日本貨物鉄道㈱ 東北支社 北東北支店(青森)の4者による「青森県産りんご モーダルシフトの取り組み」が選ばれた。同案件は、CO2削減量が大きい点に加えて、農産物の大規模なモーダルシフト例が少ない点、荷主と物流事業者が一体となって2024年問題に対応している点、出荷が収穫時期に集中しがちな農産物輸送において出荷の年間平準化に取り組んでいる点等が評価されたもの。
今回は、過去最高(32件)に近い31件の応募が寄せられた。モーダルシフトの案件が多く寄せられたが、往復輸送、荷主の協力を得てリードタイムを延長したもの、モーダルシフトと、拠点の再配置・荷役改善・回送空コンテナ活用等を組み合わせたものや、輸出入貨物のモーダルシフト等、多様な取り組みがあったとしている。
モーダルシフト以外では、トラック輸送で、積載率向上や労働負荷軽減を目指したもの、出荷拠点見直しと配送スケジュール調整を組み合わせたもの、さらに、先進技術や新しい発想を活用した取り組み等の様々な応募があった。
その結果、大賞のほか、「 低炭素物流推進賞」3件、「サステナブル活動賞」3件、「先進技術賞」3件、「日本物流記者会賞」1件、「奨励賞」20件と、多数の賞の贈呈が決定した。表彰式は、6月30日(月)14時15分より「東京プリンスホテル」にて開催される。

