㈱豊田自動織機は3月31日、健康経営(※1)の普及促進に向けて経済産業省が制度設計を行い、日本健康会議(※2)が認定する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されたと発表した。同制度は、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を認定するもの。

同社では、「『健康経営』に基づく、心身の健康を自ら考え実践できる人・職場づくり」を中期的な課題として、従業員の健康づくり活動を推進している。2024年4月には、従業員とその家族の健康が会社を活性化させ、同社の持続的成長につながるとの考えのもと、「豊田自動織機グループ健康宣言」を策定し、全社で健康経営の基盤づくりに注力している。
これまで重点施策として取り組んで来た「健康チャレンジ8(※3)」活動や年代別健康教育である「節目健康教室」等の充実を図り、従業員全員が心身ともに健康で笑顔で活躍できる会社づくりに努めていくとしている。
※1:NPO法人健康経営研究会の登録商標
※2:国民の健康寿命延伸と医療費適正化に向けた実効的活動を行うことを目的に、2015年7月に経済団体、医療保険者、自治体、医療関係団体等で組織・発足
※3:8つの生活習慣(①適正体重 ②朝食 ③間食 ④睡眠 ⑤運動 ⑥飲酒 ⑦禁煙 ⑧ストレス)をスコア化し、各項目の適正化を促進