ロジスティード㈱は11月28日、「Safety Driving Award 2024」(日経ビジネス主催)の運送事業部門で、同社グループが開発・サービス提供する安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」が最高賞のゴールド賞を受賞したと発表した。
同アワードは、新たなテクノロジーの活用や独自の工夫によって事故削減の成果を上げている企業を表彰するもので、効果的な取り組みを多くの企業・業界に広げ、社会全体の交通事故の減少に寄与することを目指している。
「SSCV-Safety」は、ドライバーの運行前後および運行中の生体データと、ドライブレコーダや車両の挙動等から取得した運転データをAIで分析し、ドライバー自身が気付くことのできない「疲労」や「ストレス」を可視化することで、漫然運転に起因する事故を未然に防ぐソリューション。独自に開発した事故リスク予測アルゴリズムは特許も取得している。
●審査委員による「SSCV-Safety」の評価ポイント
・生体デバイスとAIドラレコを活用し、産官学連携で事故リスクを予測する研究を推進している。
・自社開発したDXソリューションにより事故の未然防止活動を強化し、ヒヤリハット発生件数が98%減少(※1)、車両事故(前方事故)発生件数が75%減少(※2)した。
・官公庁の実証実験への協力等を通じて、業界全体の健康起因事故の減少に貢献している。
※1:ロジスティードグループにおける2020年上期と2023年下期の比較
※2:ロジスティードグループにおける2017年度と2023年度の比較