㈱西友と楽天グループ㈱は8月7日、楽天が運営するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」への出店について合意する契約を締結し、2024年9月25日より西友が「西友ネットスーパー」(※1)のサービスを開始すると発表した。
2018年に西友と楽天は、楽天西友ネットスーパー㈱を設立し、両者の強みを活かしてネットスーパー事業を運営してきた。楽天西友ネットスーパーが運営していた事業のうち、楽天が倉庫型ネットスーパー事業の運営を継続し、西友は実店舗を起点とする店舗出荷型ネットスーパー事業を単独運営する形態へ移行することを発表後(※2)、移行期間を経て、今回西友が「楽天全国スーパー」に出店し、「西友ネットスーパー」という新たな名称でサービスを開始することになった。
「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに、楽天が受注管理やオンライン上の決済等の機能を提供するプラットフォーム。楽天は、集客・販促活動や、配送に伴うオペレーション構築等、事業者のネットスーパー事業の立ち上げおよび運営を一気通貫で支援する。
また、両者は楽天のポイントプログラムを軸とした顧客獲得プロモーションおよびデジタルマーケティング施策、これまで実店舗に導入している「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」等の各種キャッシュレス決済等において、今後も協業を一層深め、引き続き顧客の利便性向上に貢献していくとしている。
※1：https://netsuper.rakuten.co.jp/seiyu/ ※9月25日(水)に「西友ネットスーパー」の表示に切り替わる。
※2：詳細はこちらのプレスリリースを要確認。https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2023/1220_04.html
