ヤマトホールディングス㈱(ヤマトHD)は4月10日、環境省の「エコ・ファースト制度」において陸運業界では初めての「エコ・ファースト企業」として認定された。

認定式の様子。左よりヤマト運輸㈱の長尾裕代表取締役社長、八木哲也環境副大臣

ヤマトグループは、持続可能な社会の実現に向けて2050年温室効果ガス(GHG)自社排出量実質ゼロおよび2030年GHG自社排出量48%削減(2020年度比)を目指し、EVや太陽光発電設備の導入等の主要施策を中心に各取り組みを進めている。

今回、環境省より環境分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動を行っている企業」である点が評価され、「エコ・ファースト企業」として認定された。

●ヤマトHDの「エコ・ファーストの約束」
(抜粋)
①脱炭素社会の構築を目指す取り組みを積極的に推進します。
②循環経済社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進します。
③環境教育への取り組みを積極的に推進します。
④2050年GHG自社排出実質ゼロ達成に向けて、グリーンファイナンスを積極的に活用します。

(全文)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/attachment/newsrelease_20240411_1_1.pdf

●「エコ・ファースト制度」
企業が環境大臣に対して、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策等、自らの環境保全に関する取り組みを約束し、その企業が環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを、環境大臣が認定する制度。
https://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/index.html