オープンテキスト㈱は1月9日、同社の代表取締役社長として、三浦デニース氏が就任したと発表した。

同社はカナダを拠点とする情報管理およびAI企業であるOpenTextグループの日本法人。

三浦氏はエンタープライズデータやインサイト管理分野のグローバルソフトウェア企業において豊富な経験を有しており、米MarkLogic社と米Medallia社で日本市場における事業を統括していた。近年、OpenTextはコンテンツ管理、ビジネスネットワーク、デジタルオペレーション管理、アプリケーションデリバリー管理等、幅広い情報管理ソリューションを提供し、大きく成長してきた。

今回の就任にあたり、三浦は以下のように抱負を述べている。 「このたびOpenTextの一員となれたことを嬉しく思います。情報管理は、特にAI活用の前提条件としてこれまで以上に重要な意味を持つようになりました。OpenTextはお客様のデータを安全に保ち、整理し、AIを活用するための基礎固めを確実に支援することで、お客様が求める生産性の向上を実現しています。OpenTextがこれまで重視してきたカスタマーサクセスと日本のお客様との長期的なパートナーシップを今後も強化し、当社の先進的なテクノロジーソリューションをより多くのお客様に提供できるよう尽力してまいります」

OpenTextのインターナショナルセールス担当エグゼクティブバイスプレジデントのJames McGourlay氏は次のように述べている。「三浦がOpenTextのリーダーシップチームに加わることを嬉しく思っています。日本、オーストラリア、シンガポール、韓国および東南アジアを含むAPAC地域はOpenTextにとって戦略的な成長の軸となっており、OpenText Cloudを通して製造業、金融サービス、公共部門など主要な業界に製品を提供しています。日本市場での経験とエンタープライズソフトウェア領域での豊富な知識を持つ三浦のリーダーシップのもと、オープンテキストがさらなる成長を遂げ、日本のお客様やパートナー企業の皆様のビジネス発展に貢献できることを期待しています」