コマツは1月8日、1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地に対して、義援金として総額6億円（石川県：5億円、富山県：1億円）の緊急支援を行うことを決定した。義援金については被災地の状況により追加支援も検討するとしている。
また、被災地の要請に沿った形で、建設機械、フォークリフト、発電機等の機材の無償貸与および被災した協力企業への人的支援を含めた支援を進め、今後被災地で稼働する建設機械の保守サービスについても販売代理店と共に尽力していくとしている。
加えて、コマツおよび全コマツ労働組合連合会が共同でコマツグループ社員から寄付を募集し、その金額に会社として上乗せするマッチングを行い、被災したコマツグループ社員ならびに協力企業・販売代理店の支援を行う予定。
同社は1921年5月に石川県小松市で創業。今日まで石川県、富山県で合計4か所の生産拠点において操業を行うほか、地元の多数の協力企業および販売代理店と連携し、同地域に深く根ざした事業活動を展開しており、地域社会との共生を目指す精神は創立時から受け継がれているとしている。
