㈱ダイフクは1月5日、同社の下代博代表取締役社長の年頭挨拶(社内向け要旨)について、下記の通り発表した。

●年頭挨拶(社内向け要旨)

2024年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。

はじめに、この度の能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

昨年を振り返ります・パレスチナ情勢の悪と、世界情勢については、ロシアによるウクライナ侵攻は終息せず、その上、イスラエル化など、不安定な状態が続きました。一方、新型コロナウイルスの感染状況は落ち着きを見せ、社内イベントやお客さまとの会合等、様々な場面で対面開催が増えており、ビジネス活動はコロナ禍前の状態にようやく戻ってきています。

そうした中、2021年にスタートした現在の中期経営計画「Value Transformation 2023」の期間は残すところ3か月となりました。経営目標としている連結売上高6,000億円は、今期の第2四半期決算発表時に公表している通り、達成できる見通しです。皆さんの日々の努力に感謝申し上げます。営業利益率については、原材料費や人件費が高騰したこともあり、目標の達成は難しい状況にありますが、中期経営計画がスタートした当初よりも、コスト削減の取り組みが各事業で着実に進んでいます。引き続き、改善点を皆で考え、行動に移して下さい。

ダイフクグループは、経営理念に「モノを動かし、心を動かす。」を掲げています。この経営理念には、様々なモノを動かす自動化技術によって新たな価値を生み出し、事業を通じて人々の暮らしを豊かにすることで、社会に貢献したいという私たちの思いが込められています。社会課題を解決するソリューションを提供する企業として、持続可能な社会の実現に貢献し続けていきましょう。

また、持続可能な社会の実現に向けて、ダイフクグループは、環境負荷低減への取り組みを推進しています。すでに主な拠点では太陽光発電システムを設置する等の設備投資を進めていますが、大切なのは、全社員が業務の中で、環境負荷低減を自分ごととして捉えて行動することです。1人ひとりの努力が積み重なることで、大きな成果につながると考えていますので、意識して取り組んで下さい。

今年は、新しい中期経営計画が始まる年です。皆さんと、皆さんのご家族の安全と健康を第一にしながら、「昨日よりも今日、今日よりも明日」の姿勢で、さらなる高みをともに目指していきましょう。