AZ-COM丸和ホールディングス㈱は10月7日、会社設立50周年記念祝賀会を開催した。

祝賀会の記念フォト

同祝賀会は1970年8月の会社設立以来、多くのステークホルダーへの感謝の記念行事として同日、ザ・プリンス パークタワー東京に顧客・取引先等の関係者約1,000名を招待して開催されたもの。祝賀会では主催者の同社から代表取締役社長の和佐見勝氏が挨拶を行い、来賓代表として㈱マツキヨココカラ&カンパニー 代表取締役社長の松本清雄氏も挨拶した後、鏡開きでは国立大学法人東京大学 総長の藤井輝夫氏が乾杯の発声。そのほか、歌手の五木ひろし氏がお祝いに駆け付けるサプライズもあったとしている。

AZ-COM丸和ホールディングス㈱の代表取締役社長の和佐見勝氏
㈱マツキヨココカラ&カンパニー 代表取締役社長の松本清雄氏
国立大学法人東京大学 総長の藤井輝夫氏

●主催者挨拶:AZ-COM丸和ホールディングス株式会社 代表取締役社長 和佐見勝氏
あっという間の50年でした。創業時は人なし、金なし、物なしの何もない状況でしたが、今日50周年を迎えることができましたのは、お客様、株主様をはじめ多くのステークホルダーの皆様のご支援のおかげです。誠にありがたく心より感謝申し上げます。

1973年8月3日、会社設立の時に社名を「株式会社丸和運輸機関」とし「機関」をつけたのは、いずれは業界の心臓部、業界ナンバーワンの企業になりたいという気持ちがあったからです。現在では小売業に特化した3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業者として、「EC物流」「低温食品物流」「医薬・医療物流」を事業ドメインとし、SDGsへの取り組みとしては「BCP物流」事業にも注力しています。2014年4月8日に東証二部上場、翌年2015年4月10日に東証一部銘柄の指定をいただき、現在はプライム市場に移行しました。そして昨年10月1日にAZ-COM丸和ホールディングスを設立し、グループの活力強化を図りました。この組織づくりによって今後はM&Aなどに積極的に取り組んでまいります。

当社グループはこの度の50周年を「第三の創業」と捉え、さらなる業容拡大に向けて本社がある埼玉県吉川市に隣接する松伏町に低温食品に特化した最先端の物流センターを建設しています。免震構造などBCP対応を強化し、平常時だけでなく非常時においても社会の課題解決に貢献し、社会性・経済性・独自性を持った施設として地域社会で「共に成長の輪をつくる」コールドチェーンの3PLプラットフォーム構築を目指しています。災害時には800人が避難できるよう計画し、2025年4月の稼働を予定しています。また、学校法人丸和学園の設立と東京外語学園日本語学校の運営も開始しました。5年後にはロジスティクス専門の学校もつくり、国内外から多くの学生を募りグローバルに通用するロジスティクスの専門知識を学んでいただきたいと考えています。人手不足への対応としては、5年間で新卒3,000名、中途2,000名、合計5,000名の採用を計画、トラック運送事業者のネットワーク「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」は一層の規模拡大によって、パートナー企業の皆様と共に成長してまいります。これからもAZ-COM丸和ホールディングスグループは、企業文化である「桃太郎文化」の実践をふまえた「報恩感謝」「挑戦・成長・貢献」「利他の心」によって、人々と社会の幸福を追求してまいります。