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東海運、中期経営計画を策定

2014/04/01

東海運(株)は、2014年度から2016年度までの3か年を対象期間とする16中期経営計画を策定した。

同社は「16中期経営計画」において、グループの進むべき方向性として、「すべてのステークホルダーの満足度向上」を掲げ、次のような重点方針のもと、グループ全体で取り組むべき重点課題を厳選し、企業価値の向上を目指してさらなる飛躍に挑戦する。

(1)事業基盤の再構築
・収益・利益拡大に向けた事業基盤の強化
同社が長年培った既存事業におけるプレゼンスを維持しつつ、コアとなる事業領域の体質強化を図っていく。併せて成長を見据えた積極的な投資を進めていく。また、不採算事業については抜本的な改革に取り組む。
・グループ総合力・営業力の向上
グループ内の連携強化により営業力向上を図る。併せてこれまでの部門最適から全体最適へのシフトを進め、グループ利益の最大化を目指していく。また、総合力を発揮するための組織体制の再構築を図る。
・事業環境の整備
IT、財務戦略、会計手法等のインフラを見直すと共に、企業の持続的発展に向けCSR、内部統制等のさらなる充実を図る。

(2) 新規事業の創出
・既存事業とシナジー効果のある事業モデル創出
成長分野の顧客獲得に必要なロジスティクスノウハウの蓄積を進め、高付加価値化による内陸倉庫事業の強化など、既存事業とのシナジー効果のある事業モデルを創出していく。
・海外事業の拡大
同社の強みであるロシア・モンゴルにおける物流ネットワークやタンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワークを活かした海外新興諸国への進出を進めていく。

(3) 人財の育成
・持続的な成長を支える自律型人財の育成
「人」は「財産」であるという認識のもと、新規事業や海外事業への展開に必要なグローバルかつ自律的な人材の育成に努めていく。
・ビジネススキルの習得
グループ全体のコンプライアンス意識の向上を図るとともに、一人ひとりの業務スキルの向上、PDCAサイクルの徹底、5Sの浸透などにより、持続的な成長を支えるための人材のレベルアップを図る。

詳細は、下記PDFを参照。
http://www.net-ir.ne.jp/e-pre/93801403/20142016mid.pdf

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