アスクル㈱は9月15日、2023年10月31日18時より事業所向け（BtoB）サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」の配送サービスを変更し、同社が基本配送料を負担する注文金額基準を従来の「税込1,000円以上」から「税込2,000円以上」に変更するほか、顧客が負担する場合の配送料金も変更すると発表した。
昨今のEC需要の急拡大は「2024年問題」に代表される物流業界の深刻な人手不足と労働負荷増加を招き、日本社会全体で抱える重大な問題となっている。今後も持続可能な事業継続のため、顧客の協力のもと、可能な限り配達荷物の個数を集約、物流現場の働き方改善を進めるため、配送サービスを変更する。
10月31日18時以降、基本配送料を同社が負担する注文金額基準を従来の「税込1,000円以上」から「税込2,000円以上」に変更するほか、顧客が負担する場合の基本配送料金も従来の「330円」から「440円」に変更する。
●ASKUL・ソロエルアリーナ基本配送料変更内容
・対象商品：アスクル在庫商品・取り寄せ商品
・2023年10月31日18時注文分より変更
※定期配送も2,000円（税込）未満の場合、配送料が発生する。
※以下条件での配送料は変更なし。
・法人以外の登録の顧客はカード決済の場合3,300円（税込）以上の注文で配送料同社負担、3,300円（税込）未満の注文の配送料は330円となる。
・大型商品を含む1回の注文金額が3万円（税込）未満の場合、大型商品1商品ごとに所定の「特別配送料」が発生する。
・【直送品】はサプライヤーごとの注文金額、また【取寄品】は配達日ごとの注文金額で配送料同社負担になる金額が設定される。
