ダイセーホールディングス㈱は6月12日、ダイセー倉庫運輸㈱が、社内リフトマンの各種技能・安全意識の向上、モチベーションアップを目的として6月3日に第16回フォークリフト技能競技大会を開催したと発表した。

当日は全国の拠点から集まった13名の精鋭選手が学科試験、始業前点検競技、運転競技の合計点を競い、今回大会では入社3年目の伏見優作選手が初出場で優勝した。

始業前点検競技では、パートナー企業であるトヨタR&F中部㈱の担当員が事前に点検車に不具合箇所を用意し、選手は時間内にすべての不具合個所を正確に指摘することを目指した。

運転競技では4分30秒~5分の制限時間内で129のチェック項目を実施し、正確な荷物運搬に挑戦した。

個人の部で初優勝を果たした伏見優作選手は、「練習期間は3週間とやや短かったが、仕事後に時間を作って練習した。技術を磨けば仲間が困っている時にさっと手を差し伸べられるのがフォークリフトの魅力。仕事で事故・ミスなしを続けていると、自分もリフトマンとしてやれているな、と感じる」とコメントした。

伏見優作選手

ダイセー倉庫運輸は毎年6月に開催される県大会にも出場選手を輩出しており、今大会の競技も県大会・全国大会を意識した内容となっている。

●競技結果(学科100点満点、始業前点検競技100点満点、運転競技600点満点の合計800点満点)

個人の部
1位 686点 小牧第2物流センター 伏見優作選手
2位 645点 本社物流センター 土井和樹選手
3位 627点 本社物流センター 和田隼輔選手

センターの部
1位 小牧第2物流センター
2位 本社物流センター

●当日会場の様子