㈱Hacobuは1月4日、佐々木太郎代表取締役社長CEOによる新年の挨拶を以下の通り発表した。

Hacobu・佐々木太郎代表取締役社長CEO

●Hacobu 佐々木太郎代表取締役社長CEOの新年の挨拶
皆様、新年あけましておめでとうございます。 Hacobu 代表取締役社長CEOの佐々木太郎です。

昨年はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナ侵攻、米国でのインフレからの金利引き上げ、日米の金利差からの急激な円安など、私たちの社会生活に大きく影響を与える事態が次々と起こった1年でした。その中でも安定して物流インフラを維持している方々に、心から感謝と敬意を表します。

「モノが運べなくなる」と懸念されている2024年までの、カウントダウンが始まりました。 2024年4月には、法令上ドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に規制され、物流クライシスが現実味を帯びてまいります。物流の「2024年問題」を乗り越えるには、非効率な物流インフラを変革する必要があります。そのカギは協力会社までふくめた自社物流ネットワークの可視化、そしてデータによる現実直視です。

Hacobuは「データドリブン・ロジスティクスが社会課題を解決する」を信念に、2022年も数多くの企業の物流DXの挑戦に、伴走してまいりました。お陰様で昨年末には、トラック予約受付サービスMOVO Berth(ムーボ・バース)の累計利用者数が、国内トラックドライバーの約半数に相当する、42万人を突破しました。いつもHacobuを支えてくださる皆様に、謹んで御礼申し上げます。

本年もHacobuは走り続けます。MOVOの一層のサービス向上とネットワーク拡大を進め、2025年にゴールを目指す「物流情報ネットワーク」をデジタルで実現するための、変革を加速してまいります(※1)。これが「2024年問題」に対する、私たちの「解」です。

今年こそ、不都合な真実を直視し、変革へのアクションに挑む1年としませんか。それはとても勇気が必要な一歩かもしれません。しかし、私たちの次の世代に、私たちが当たり前に享受している豊かな社会を受け渡すために、その一歩を共に踏み出しましょう。

Hacobuが大事にしている価値観に、「All in the same boat. (険しい挑戦の道を、共に進もう)」があります。これは、社内のメンバー間だけでなく、お客様とも共有したい価値観です。お客様の変革に向けた勇気ある一歩に、Hacobuのメンバーは寄り添います。

「All in the same boat」の精神で、共に、前へ進みましょう!

本年も何卒よろしくお願いいたします。

※1:HacobuのVision「持続可能な物流インフラを創る」Goal2025より
https://movo.co.jp/company_info

●Hacobu 代表取締役社長CEO 佐々木太郎(ささき たろう)氏の経歴
アクセンチュア㈱、博報堂コンサルティングを経て、米国留学。卒業後、ブーズアンドカンパニーのクリーブランドオフィス・東京オフィスで勤務後、ルイヴィトンジャパンの事業開発を経てグロッシーボックスジャパンを創業。ローンチ後9か月で単月黒字化、初年度通年黒字化(その後アイスタイルが買収)。食のキュレーションEC&店舗「FRESCA」を創業した後、B2B物流業界の現状を目の当たりにする出来事があり、物流業界の変革を志して㈱Hacobuを創業。