(一社)日本物流団体連合会は11月2日、第7回物流標準化調査小委員会(座長:東京女子大学 二村真理子教授)を全日通霞が関ビル会議室で開催した。オブザーバーを含む計25名が出席した。

二村座長の挨拶の後、国土交通省 総合政策局 物流政策課の児玉物流高度化推進官より10月28日に開催された第5回官民物流標準化懇談会・パレット標準化推進分科会について情報共有が行われた。

続いて、センコー㈱の藤村委員より同社で現在行われているレンタルパレットを利用した一貫パレチゼーションの事例の発表があった。

その後、事務局より事前に複数の委員に対して行ったパレット循環スキームに関するヒアリング結果について報告がなされた。

①レンタルパレット方式、②パレット共同購入方式の2つのパレット循環スキーム案が事務局より提案され、2案を運用するにあたっての課題をまとめた資料を基に委員による討論が行われ、委員から様々な意見が飛び交い、最後に二村座長による総括が行われた。

最後に事務局より次回の小委員会で物流事業者の考える“パレット循環スキーム素案”とスキームを動かすにあたっての課題の整理を行う旨の説明がなされた。

次回の第8回(最終回)小委員会は12月22日に開催を予定している。

二村座長による議事進行
センコー㈱の藤村委員
委員会風景