2014/02/26

(株)サトーは、4月1日付けで組織変更を実施すると発表した。

今回の組織変更は、顧客のバリューチェーンに沿って製品・サービスだけではなく開発・製造・保守も含めた包括的なソリューションをグローバルに提供できる体制を整えることで、顧客の新たな価値創造を目指すものだ。

●世界の顧客ニーズに合わせて組織を最適化

・グローバルに事業展開する顧客に対し、各社に適した一元サービスを提供するため、営業・開発・製造・保守など各部門からの選出メンバーで構成する組織で横断的な専属チーム「グローバルキーアカウント（以下、GKA）」を新設する。

・GKAは、製造、小売、物流、公共などマーケット軸で編成される事業部と連携し、事業部が長年培ってきた専門性と国内（26か所）、海外（23か国）に広がる強固な販売体制を融合したソリューションを提供する。

●顧客基点のサービス強化を目的とした組織変更

・ソフトウェア開発を行うグループ会社の(株)イン・アウトを(株)サトーに統合する。同社の持つ技術やノウハウと同社の営業基盤を融合することで、顧客ニーズを捉えたソリューション対応力を強化する。 

・サトーロジスティクス(株)（物流業務担当）、サトーオペレーションサポート(株)、（製品の受注処理およびコールセンター業務）を(株)サトーに統合する。製品の受注、配送、アフターセールスの業務を集約しワンストップサービスを推進する。

・(株)サトーに保守サービスを担当する「サービスユニット」を新設する。営業とカスタマーエンジニアが一体となって、顧客の運用に合わせた保守プランの設計や保守サービスを提供する。