センコー(株)は4月1日、「クレフィール湖東」(滋賀県東近江市)で新入社員156名が出席して入社式を行い、杉本社長が下記の通り、社長挨拶を行った。

入社式で挨拶する杉本新社長

●社長挨拶
入社おめでとうございます。多くの新しい仲間を迎えることができ、大変嬉しく思います。私も本日社長になりましたので、皆さんと同じ1年目としての道を歩き始めます。よろしくお願いします。

新型コロナウイルスの感染発生で、苦戦する業界も多い中で、当社の業績は増収基調で推移しており、物流事業がいかに社会や人々の生活を支えているか再認識できた2年間でした。

物流事業に対する社会の期待もますます強まる中、変化の激しい市場環境とお客様のニーズをしっかりとらえ、皆さんが社会の発展に貢献してもらえることを期待しています。

入社にあたって伝えたいことは、まず、健康であることです。これから社会人として、またセンコーの社員として何十年にもわたり歩み続けるためには、心身ともに健康であることが大事です。どんなに良い仕事をしても、健康を害しては意味がありません。

2点目は、職場の上司や同僚とコミュニケーションをしっかりとることです。わからないことは遠慮せずに上司や周囲の方に聞いてください。そして一通り覚えたら、どんな仕事でも当事者意識をもって積極的にチャレンジして下さい。あれこれ悩まずに、「まずはやってみる」。失敗を恐れず、果敢に挑戦してください。

そして3点目は、自身のスキル向上です。学生生活は終わりますが、勉強はむしろ会社に入ってからの方が必要です。当社は、人材教育には大変力を入れていますが研修を受けて身に着けるだけでは足りません。それを糧にしてさらに成長するためには、自分で考え、学び、実践し、より大きな成果を出せるよう自己研鑽が不可欠です。

当社の売上高はセンコーグループの主要事業である物流事業の約6割近くを占めます。その意味では、当社はグループの物流事業のみならずグループ全体を牽引する存在です。皆さんにはグループの全社員が大きな期待を寄せています。今の気持ちを忘れることなく、一緒にがんばりましょう。