「ZOZOBASE」の電力消費量の6割超が再エネに
(株)ZOZOは1月20日、同社の物流拠点「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」の2拠点で1月より実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力を100%導入したと発表した。
これにより、同社の拠点の電力消費量のうち6割以上(※1)が再生可能エネルギーとなる。
ZOZOグループは2021年4月より、サステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」と「4つの重点取り組み」(※2)を掲げ、環境や社会に配慮した新しいファッションの世界の実現を目指している。
今回「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」に導入する電力は、トラッキング付・FIT非化石証書等が付与された実質再生可能エネルギー電気で、バイオマスや太陽光由来のエネルギー。「ZOZOBASE習志野1」では年間約610万kWh(※3)の電力を使用しており、再生可能エネルギー導入によるCO2削減量は2,850トンに相当する。
今回の導入は、2021年2月のZOZO本社屋への再生可能エネルギー導入(※4)に次ぎ、2・3拠点目になる。同社はこれまでも物流拠点の賃貸及び運営を行っているプロロジスグループと共に、「ZOZOBASE」の全照明をLED化する等、環境に配慮した物流施設のインフラについて協議を行ってきた。今後も温室効果ガスの削減を目指し、他の物流拠点においても再生可能エネルギーの導入を進めていく。
(※1)同社拠点の電力消費量の合計は約2,100万kWh。
(※3)2020年度実績値
●概要
導入拠点:ZOZOBASE習志野1/千葉県習志野市茜浜3-7-10 プロロジスパーク習志野4
ZOZOBASEつくば1/茨城県つくば市東光台5-6-2 プロロジスパークつくば1
導入日:2022年1月1日(土)
導入内容:ZOZOBASE習志野1/出光興産株式会社(株)
ZOZOBASEつくば1/東京電力エナジーパートナ(株) グリーンベーシックプラン
使用電力量:ZOZOBASE習志野1/約610万kWh(※5)
ZOZOBASEつくば1/約600万kWh(※5)
CO2削減量:ZOZOBASE習志野1/約2,850トン(※6)
ZOZOBASEつくば1/約2,650トン(※7)
(※5)2020年度実績値
(※6)算出期間:2020年4月1日~2021年3月31日 電気事業者別排出係数 0.000468/kWhで算出
(※7)算出期間:2020年4月1日~2021年3月31日 電気事業者別排出係数 0.000442/kWhで算出