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ダイフク下代社長「『DX2』の成果出始める」

2022/01/06

(株)ダイフクは1月5日、同社の下代博代表取締役社長による2022年年頭挨拶(社内向け要旨)を発表した。

●年頭挨拶(社内向け要旨)
2021年は、コロナ禍の真っただ中でしたが、社員の皆さんの大変な努力のおかげで、ダイフクグループの業績はおおむね順調に推移しました。今年もまだコロナの影響が残り、半導体をはじめとする部品不足による生産への影響は懸念されますが、人手不足による自動化の流れはこれからも一層加速し、社会インフラとしての当社の物流システムへの期待はますます高まっています。

昨年4月、中期経営計画「Value Transformation 2023」をスタートし、最終年度の目標として「売上高5,400億円、営業利益率10.5%、各年度でのROE10%以上」を掲げました。また、新たな価値をお客さまや社会に提供するために、「DX2(DXスクエア)」を掲げ、デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術による変革)とダイフクトランスフォーメーション(ダイフクグループ社員一人ひとりの意識の変革)を掛け合わせることで、その実現を目指しています。すでに全社でデジタル技術の活用を進めており、成果が出始めています。

加えて今期は、経営方針に「ダイフクグループ全体最適」を掲げ、事業間連携によるグループ競争力の強化に注力してきました。事業の垣根を超えた情報共有と全社的な取り組みを推進し、より強いグループとなるよう変革を進めています。

昨年10月には、ダイフクグループの経営理念を改定しました。新経営理念「モノを動かし、心を動かす。」には、「当社の良いDNAを引き継ぎ、時代や社会の変化に対応して我々自身も変革しながら新しい価値を提供していこう」という想いを込めました。

持続可能な社会の実現を目指し、マテリアルハンドリングシステムを核とした「モノを動かす技術」によって、社会や人の心をより豊かにしていくことは夢のある仕事であり、それこそがダイフクグループ一人ひとりの使命です。

今年もお客さまや社会、あらゆるステークホルダーの皆さんの期待に応えるために、健康に気を配り、安全・コンプライアンスを徹底しながら、ダイフクグループ一体となり努力していきましょう。

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